【トピックス】2018.5.7 『遼寧―関西経済合作交流会』開催

 5月7日午後、遼寧省政府 張雷常務副省長を団長とする遼寧省政府代表団が来阪され、大阪市内にて『遼寧―関西経済合作交流会』が遼寧省人民政府の主催、関西経済連合会と当センターの協力により開催される。

 張雷常務副省長は「遼寧省は東北地区の唯一の沿海に位置する省であり、“一帯一路”建設において重要なノードで、東北の対外開放の重要な戸口及び中日協力の最前線地帯でもある。
 遼寧省は産業基礎において優位性があり、中国の現代工業の発展してきた地域で、工業業種が揃ってあり、装備製造産業には明らかな優位性がある。特にデジタル制御装置、工業ロボット、その他に航空、自動車、造船など装備制造業、及び石油、化学工業、鋼鉄などの原材料工業について、中国で重要な地位にある。また、インフラ及び人材育成、イノベーションにも優位性がある。
 今後、遼寧省は対外開放を加速し、そして重点産業と基礎産業を、現在行っている構造改革と結び付け、日本の一部の産業と融合させ、互いに補い連携させていきたい。日本関西の経済界が遼寧省のそれぞれの経済開発区、新興産業開発区などと協力し、日本の企業が積極的に瀋陽東北アジアイノベーションセンター、大連東北アジアの国際航運センターの建設に参与することを歓迎する」と述べた。

 張雷常務副省長に続き、大連市 譚成旭市長、瀋陽市 閻秉哲副市長、本溪市 田樹槐市長、錦州市 王徳佳市長、阜新市 張成中市長、葫蘆島市 王力威市長らがそれぞれの紹介を行った。日本からは中国駐大阪総領事館 李天然総領事があいさつし、関西経済連合会 松下正幸副会長(パナソニック株式会社副会長)、当センター村山敦会長が日本企業を代表してスピーチを行った。

 交流会には遼寧省政府、企業関係者ら約15名、日本側関係団体、企業から約40名が参加した。