4月10日~12日、当センターとAFF㈱の主催により、「AFF・大阪2018」をマイドームおおさか(1階~3階)にて開催。
開幕日には、中国中紡集団公司 袁飛総経理、当センター 村山敦会長が会場を見学した。
今回は、展示面積6,000㎡に、323社(前回比2社増)365ブース(増減なし)が出展。
出展企業は、中国の11省・市60都市301社、カンボジア7社、バングラデシュ6社、ミャンマー3社、ベトナム2社、パキスタン2社、日本1社、アメリカ1社。3日間の会期中、約4,960名が来場した。
●「ODMエリア」を新設!
今回、新たな取り組みとして、3階展示場に「ODMエリア」を新設し、展示方法を刷新した。
ここでは、近年高まりつつある「企画提案型」を求めるバイヤーのニーズに応えるべく、従来型である低価格・大ロットの出展企業と差別化を図り、高付加価値製品や小ロット、短納期対応が可能な厳選された企業約40社が出展した。
バイヤーからは、「どの出展企業もレベルが高く、日本市場をよく研究しており、新規取引先を探しやすくなった」との声が聞かれた。
●出展企業の多様化
3階展示場「東南アジア工場エリア」には、東南アジアに工場を有する中国系企業21社、初参加となるパキスタン企業2社が出展。昨今はコスト高や人件費高騰の進む中国企業が自ら東南アジア諸国の繊維企業に出資し、工場を持つケースが多い。日本企業の東南アジアシフトの流れもあり、同エリアにも多くのバイヤーが集まった。
本展示会では、今後も来場者アンケートをもとに展示内容の更なる充実化を図って行く。
●初の試み「AFFセレクション」
2018年5月21日(月)~22日(火)には東京国際フォーラムにて「中国高級アパレル&素材展示商談会-AFFセレクション」を初開催。高機能・高品質の商品を扱い、OEM対応能力、素材やデザインの提案力が高く、日本市場のニーズに合った企業約50社が出展する。
次回の「AFF・東京2018」は、2018年9月26日(水)~28日(金)に東京・サンシャインシティ文化会館で開催予定。