6月1日、浅田理事長、大澤特別顧問、池田専務理事が中国駐大阪総領事館を訪問し、何振良総領事(大使級)、孫淑強領事、杜雨萌領事アタッシェと懇談した。浅田理事長が、6月19日の社員総会での自身の退任と大澤特別顧問の理事長就任を報告した。何総領事は、これまでの当センターと浅田理事長の中国との交流への功績を評価した。
また、新型コロナウイルスについて、何総領事は「全世界が新型コロナウイルスで困難にあるなか」、中日間では相互援助が行われ、日本からの中国への援助に感謝する」と述べた。4月の日本の貿易は、欧米やアジアとの間では減少したものの対中輸入額が増加に転じたことから、「中日間の経済的なつながりの深さ」を何総領事は改めて強調した。
両国の政府間では一日も早い相互人的交流に向けての交渉が進められている。経済復活には日本企業にとって中国が重要な市場である一方、中国企業からも日本との交流の要望が多く出ており、何総領事も「経済復活で中日両国の協力が強化される」と、大きな期待を寄せた。